必ずしも看護師=病院ではない!?

ワークライフバランスという言葉が浸透してきた昨今、看護師の働き方に対する考え方も変わってきました。一昔前まで看護師=病院というイメージがあり、夜勤をするのは当たり前と思っていた人も多いのではないでしょうか。実際に病棟勤務の看護師が結婚や出産などで夜勤をするのが難しくなり離職するケースも少なくありません。しかし近年では、病院以外のさまざまなところで看護師の需要が高まっており、ワークライフバランスを重視した働き方を看護師自ら選択できるようになりました。

病院以外の看護師の勤務先として、保育園やこども園といった保育施設が挙げられます。保育園やこども園のほとんどが昼間に開いている施設であるため、基本的には夜勤はありません。また、残業も少なく、土日祝を休みとしている施設も多いため、ワークライフバランスを保ちやすい職場といえるでしょう。ほかにも、一般企業の産業看護師や治験コーディネーター、医療機器メーカーで働くフィールドナースもワークライフバランスを保ちやすい職場といえます。

しかし、そのようなワークライフバランスを重視した職場は転職市場でもかなり人気があるため、一般転職市場に出回る前に埋まってしまうのが現状です。そのため、ワークライフバランスを重視した職場に転職したいと考えているのであれば、転職エージェントの活用をおすすめします。転職エージェントを活用することで、転職に有益な情報やアドバイスなども受けとることができますよ。自身の働き方について悩んでいる人は、看護師の勤務先の選択肢を広げるためにもまずはどのような職場があるのか調べてみると良いかもしれません。