夜勤明けの日は、退勤後、午前中にはプライベートの時間に移れることがほとんどです。夜勤は決まった曜日だけでなく、シフトによっていろいろな曜日に組み込まれます。夜勤明けが土日になることもありますが、ひと月のうちの大半は平日にあたることが多いようです。夜勤明けが平日にあたることをうれしく思う看護師もたくさんいます。その理由は、平日は仕事をしている人が多く、出掛けた先でも比較的静かにゆっくりとした時間を過ごせるからです。また、病院や市役所関係も、平日なら開いています。土日になかなかできない用事を済ませやすいことは、夜勤明けの過ごし方の特徴です。
せっかくの夜勤明け、アクティブに過ごすよりもまったりとした時間を楽しみたい看護師も多いでしょう。帰宅後は食事をとってお風呂に入り、すぐに寝る準備をする人もいれば、撮りためていてた録画をひたすら消化するなど自分の時間を満喫する人もいます。そのため、夜勤明けはあえて同僚や友人と約束をしないケースも多いようです。仕事のプレッシャーが大きい看護師にとって夜勤明けは、仕事から開放され、自分だけの好きな過ごし方を満喫できる特別な時間であり必要な時間です。誰とも約束をしていなければ、思うがままに動けます。「出掛けようと思っていたけどやっぱり家で過ごそう」というように、急な予定変更も誰にも気を使わずにできます。そんな気の向くままに自分だけのまったりした時間を過ごせる夜勤明けは看護師にとって魅力的といえるでしょう。